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ライフロールは8つの役割を演じること

キャリアは、「人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」であるとスーパーは考えました。典型的には、人は以下の8つの役割を職場、家庭、地域、学校などを舞台として演じます。
私たちは、生涯を通じて、上記8つの役割を1つ、あるいは複数を並行してこなしながら、毎日を送っていきます。多くの社会人の一番の悩みは、職業人としての役割に没頭しすぎると(あるいは没頭せざるを得ないため)、配偶者、あるいは家庭人、親としての役割がおろそかになり、時に離婚や家庭崩壊につながることもあるという点でしょう。
従って、私たちは限られた人生という時間の中で、相互に影響しあう各役割にどれだけの時間を投じるかを考え、全体としてうまく回っていくようにバランスを取ることが求められます。いわゆる「ライフ・キャリア・バランス」という視点が、「これからのキャリア」を設計するに当たって不可欠であることがお分かりになるかと思います。
そしてまた、これらの役割のどれに重点を置き、どのような演じ方をしているのかがあなたの「自分らしさ」を形成するものとなります。人生におけるさまざまな舞台においてあなたが見せる演技こそが、あなただけが持つキャラクター(性格)を発揮しているということがいえるわけです。
なお、スーパーは、生涯におけるライフロールの各役割の始まりと終わり、相互の重なり合いを「ライフ・キャリア・レインボー」(通称、「キャリアの虹」)と呼ぶ図に表しています(図1)。

子ども 親との関係における自分、親に対して注がれる時間のことを意味します。小さいころころは、子どもとしての役割がほとんどです
学生 学ぶという立場にいるのが学生。小・中・高、大学はもちろん、働きながら夜社会人大学院などに行く人もまた学生の役割も兼ねています
職業人 文字どおり、仕事をやるという立場。アルバイトなども立派な職業人としての役割です
配偶者 夫、妻の役割。法律上の夫婦でなくても、共に生活を送るパートナーとしての役割です
家庭人 親元を離れてから始まる役割。家事全般をやる役割で、多くは女性が主婦と呼ばれて担当しますが、男性がやることが多い日曜大工的なことも、家庭人としての仕事です
子どもを持ったときから始まる役割です
余暇を

楽しむ人

文字どおり、趣味やスポーツなど、好きなことをして楽しむ立場、それに費やす時間のことです
市民 スーパーは、市民を無給のボランティアを行う役割としています。社会を構成する一員として、社会に貢献をするということです
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